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今江祥智 氏(いまえよしとも)

児童文学作家[日本]

2015年 3月20日 死去肝臓がん享年84歳

今江 祥智(いまえ よしとも、1932年1月15日 - 2015年3月20日)は、日本の児童文学作家・翻訳家。
1999年に紫綬褒章を、2005年に旭日小綬章を受章している。
来歴・人物= 今江駒吉とサキの三男として、大阪市南区島之内に生まれる。
父駒吉は、兄が経営する料亭「大市」(だいいち)の仕入れ部長役で、のちに大日本蚕毛株式会社を興し社長に就任したが、1937年、酔って頭部を負傷したことから自宅で療養するようになり、1941年6月、50歳の時に急性脳炎で死亡した。
1936年、渥美幼稚園に入園。
幼稚園で配られた「キンダーブック」により、初めて絵本と出会う。
1937年、塩町に転居。
以後、1945年までここで育つ。
1938年、渥美小学校に入学。
当時、名古屋に妻公認の愛人を持っていた駒吉が、妾宅から自宅に帰るときの照れ隠しとして講談社の絵本の新刊を全冊毎月買い揃えたため、『かちかち山』『桃太郎』から『岩見重太郎』『乃木大将』までを刷り込まれ、児童文学に対する素養を育まれる。
1944年、旧制今宮中学校に入学。
絵画部に所属する傍ら、海野十三、山中峯太郎、佐々木邦、佐藤紅緑などの少年小説を愛読。
幼年学校を目ざす軍国少年だったが、心臓脚気を患ったため、医者に勉強を止められた。
1945年3月、大阪大空襲で焼け出されたため、母の実家がある和歌山県橋本に移住し、ここから旧制今宮中学校に遠距離通学。
1945年8月、橋本で敗戦を迎える。
橋本では慣れぬ畑 ……

今江祥智さんが亡くなってから、9年と263日が経ちました。(3550日)