中川正文 氏(なかがわまさふみ)
児童文学作家[日本]
2011年 10月13日 死去肺炎享年91歳
中川 正文(なかがわ まさふみ、1921年1月11日 - 2011年10月13日)は、日本の児童文学作家、児童文化研究者。
財団法人大阪国際児童文学館特別顧問、京都女子大学名誉教授、大阪府立国際児童文学館名誉館長。
京都女子大学教授、日本児童文学学会会長、日本保育学会理事、大阪府立国際児童文学館館長、財団法人大阪国際児童文学館理事長などを歴任した。
来歴=
生い立ち=
奈良県出身。
生家は寺院であり、その長男として誕生した。
早熟であり、中学生にして習作を手がけるなど、幼いころから創作活動に取り組んでいた。
その結果、18歳にして自らの作品で原稿料を得ていた。
1949年、龍谷大学文学部国文学科を卒業した。
児童文学作家として=
1949年より京都女子大学に勤務し、同教授を経て、大阪府立国際児童文学館の館長を務めた。
また、同館を運営する財団法人である大阪国際児童文学館の理事長を務めた。
また、伊藤整、遠藤周作とともに第1回アジア・アフリカ作家会議日本代表を務めた。
多数の著書を著し、児童文化功労賞、京都府文化功労賞、龍谷賞などを受賞した。
2011年10月13日、肺炎のため京都府宇治市の病院で死去。
90歳没。
作品=
福音館書店より出版した『ごろはちだいみょうじん』や『ねずみのおいしゃさま』が代表作であり、そのほかにも多数の著書がある。
なお、上梓した『ごろはちだいみょうじん』は、日本の出版史上初めての関西弁の絵本である。
……
中川 正文氏(なかがわ・まさふみ=児童文学作家、京都女子大名誉教授)13日午後2時14分、肺炎のため京都府宇治市の病院で死去、90歳。奈良県出身。自宅は宇治市大久保町上ノ山16。葬儀は16日午後1時から京都市南区西九条池ノ内町60の公益社南ブライトホールで。喪主は長男真(しん)氏。 作品に「ねずみのおいしゃさま」「ごろはちだいみょうじん」など。大阪国際児童文学館館長も務めた。(2011/10/14-14:07)
中川正文さんが亡くなってから、13年と40日が経ちました。(4788日)