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池内紀 氏(いけうちおさむ)

ドイツ文学者エッセイスト[日本]

2019年 8月30日 死去享年80歳

池内 紀(いけうち おさむ、1940年11月25日 - 2019年8月30日)は、日本のドイツ文学者、エッセイスト、翻訳家。
カフカを中心にドイツ文学の評論・翻訳が専門。
旅行記や人物伝、大衆芸能と幅広く文筆活動を行う。
著書に『ウィーンの世紀末』(1981年)、『海山のあいだ』(1994年)、『カント先生の散歩』(2016年)など。
来歴・人物= 兵庫県姫路市出身。
姫路市立城北小学校卒業。
兵庫県立姫路西高等学校卒業、東京外国語大学外国語学部卒業、1965年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
神戸大学講師、旧:東京都立大学助教授、1986年東京大学文学部助教授を経て、1990年に教授。
定年前の1996年に早期退官。
以後は文筆業、翻訳家として幅広く活躍し、特にフランツ・カフカの全作品の翻訳・伝記著述で著名。
NHKFM放送「日曜喫茶室」の準レギュラー。
将棋の観戦記を執筆したこともあり、2001年から2003年まで将棋ペンクラブ大賞の選考委員も務めた。
子息にアラブ研究者の池内恵、弟に宇宙物理学者・天文学者の池内了がいる。
種村季弘、平賀敬、恩田侑布子、秋山祐徳太子、原田多加司らとも「酔眼朦朧湯煙句会」を行っていた。
俳号は「黙念」。
2019年8月30日、虚血性心不全のため死去、78歳。
著作一覧= 「池内紀の仕事場」全8巻(みすず書房) 2004 - 2005 - 著作選集 『世紀末の肖像』 『〈ユダヤ人〉という存在』 『カフカを読む』 『自由人の暮らし方』 『文学の見 ……

池内紀さんが亡くなってから、5年と84日が経ちました。(1910日)

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