木村多伎子 氏(きむらたきこ)
版画家[日本]
2025年 8月4日 死去高血糖高浸透圧症候群享年99歳
木村 多伎子(きむら たきこ、1927年 - 2025年8月4日)は、日本の版画家。
北海道旭川市生まれ、足寄町出身。
国画会会員、北海道美術協会会員、北海道版画協会会員。
経歴=
札幌市立高等女学校(現北海道札幌東高等学校)時代、全道学生展で最優秀賞を受賞。
女学校卒業後中国に渡り、敗戦後に帰国。
結婚して岩見沢市に移り住み、1964年から版画制作を始める。
1965年に道展初入選。
1978年に道展会員、1996年国画会会員。
作品は木版がメインである。
初期は白黒の1色刷りだったが、後に多色刷りが中心となった。
度々海外への取材旅行を行っており、題材もそれら外国を題材としたものが多い。
1985年から1997年には北海道教育大学で講師として後進の指導にも当たった。
2025年8月4日、高血糖高浸透圧症候群のため死去。
97歳没。
作品=
「はなに埋もれて」 木版画
「ななかまど(冬)」 木版画
受賞=
1969年 道展奨励賞
1970年 国展野島賞
1971年 道立美術館長賞
1979年 国展前田賞
木村多伎子さんが亡くなってから、5日が経ちました。