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江上波夫 氏(えがみなみお)

考古学者[日本]

2002年 11月11日 死去享年97歳

江上 波夫(えがみ なみお、1906年11月6日 - 2002年11月11日)は、日本の考古学者。
東京大学名誉教授。
文化功労者・文化勲章受章者。
山口県下関市生まれ。
1948年に「日本民族=文化の源流と日本国家の形成」と題するシンポジウムで騎馬民族征服王朝説などを発表。
その要旨は、「日本における統一国家の出現と大和朝廷の創始が、東北アジアの夫余系騎馬民族の辰王朝によって、4世紀末ないし5世紀前半ごろに達成された」と推論している(著書『騎馬民族国家』より)。
略歴[編集] 東京府立五中を経て、旧制浦和高卒業 1930年(昭和05年)東京帝国大学文学部東洋史学科卒業、東亜考古学会として中国の北京に渡る。
1931年(昭和06年)東方文化学院研究員 1935年から1941年まで内モンゴル・オロンスム遺跡で調査し、ネストリウス派とカトリックの教会等の跡を確認、また仏教などに関する文書を発見した。
1948年(昭和23年)東京大学東洋文化研究所教授 1962年(昭和37年)同所長 1967年(昭和42年)東京大学名誉教授 1968年(昭和43年)毎日出版文化賞 1969年(昭和44年)紫綬褒章受章 1973年(昭和48年)多摩美術大学講師、多摩美術大学文様研究所研究所員として勤める。
1977年(昭和52年)勲三等旭日中綬章、古代オリエント博物館長 1983年(昭和58年)文化功労者 1991年(平成03年)文化勲章受章 2003年(平成15年)1996年と1998年の2回に分けて横浜市に寄贈した考古・歴史・美術・民族資料約2500点、文献資料 ……

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江上波夫さんが亡くなってから、21年と259日が経ちました。(7929日)