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村川千秋 氏(むらかわちあき)

指揮者[日本]

2025年 6月25日 死去肺炎享年93歳

村川 千秋(むらかわ ちあき、1933年1月1日 - 2025年6月25日)は、山形県村山市出身の男性オーケストラ指揮者。
江戸前期に活躍した俳人・村川素英の子孫にあたり、弟は映画監督の村川透。
来歴= 山形県立山形南高等学校、東京芸術大学音楽学部器楽科を卒業後、同大学音楽学部作曲科に入学、作曲を池内友次郎に師事、同大学作曲科卒業。
1963年にアメリカ合衆国へ渡航し、インディアナ大学大学院で理論科助手として勤める。
かたわら指揮を専攻。
マスター・オブ・ミュージックを授けられる。
さらにニューヨークにてレオポルド・ストコフスキーのもとで研鑽を積む。
1966年に帰国。
東京交響楽団の客員指揮者としてデビュー。
以後同楽団・札幌交響楽団・日本フィルハーモニー交響楽団・京都市交響楽団などを指揮する。
1968年、山形県初の本格的オーケストラ指揮者として山形新聞社の山新3P賞「進歩賞」を受賞。
1972年、東北初のプロオーケストラ、山形交響楽団を設立。
正指揮者に就任(のちに常任指揮者に)。
1992年、山形県教育功労者表彰。
1994年、渡邉曉雄音楽基金特別賞受賞。
1995年、齋藤茂吉文化賞受賞。
2001年、山形交響楽団創立名誉指揮者に就任。
2004年、平成16年度地域文化功労者表彰受賞。
2013年、村山市名誉市民。
2025年6月25日、肺炎のため死去。
92歳没。
著書= 『たのしいわおん 幼児のけんばんわせい』(音楽之友社) 1978年 『幼児のためのヴァイオ ……

村川千秋さんが亡くなってから、2日が経ちました。

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