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岡崎久彦 氏(おかざきひさひこ)

外交官評論家[日本]

2014年 10月26日 死去享年85歳

岡崎 久彦(おかざき ひさひこ、1930年〈昭和5年〉4月8日 - 2014年〈平成26年〉10月26日)は、日本の外交官、評論家。
位階は従三位。
サウジアラビアとタイ王国で特命全権大使を歴任し、また外務省で情報調査局長を務めた。
祖父の岡崎邦輔は、陸奥宗光の従弟にあたる。
人物= 関東州・大連生まれ。
白金小学校、旧制府立高等学校を経て、東京大学法学部入学。
東大法学部在学中に外交官試験合格。
大学を中退し、外務省に入省。
八木秀次によれば、岡崎は卒業証書は小学校のものしか持っておらず、その後は大学まですべて「飛び級」だったという。
岡崎邦輔は祖父。
外務省ではケンブリッジ大学での英語研修を皮切りに、在外で在フィリピン大使館、在フランス大使館、在米国大使館、在韓国大使館に駐在し、本省では国際連合局に勤務する。
課長就任後は、調査企画部の分析課長、調査課長、調査室長、さらに調査企画部長、情報調査局長と、情報部門の幹部を歴任する。
駐タイ大使を経て1992年に退官。
外交評論家として活動する。
外務省在職中から執筆活動を行い、外務省の論客として知られた。
1977年、長坂覚のペンネームで著した『隣の国で考えたこと』で日本エッセイストクラブ賞受賞。
1981年、『国家と情報』でサントリー学芸賞を受賞。
1995年、第11回正論大賞受賞。
“アングロサクソンとの協調こそが日本の国益とアジアの平和につながる”と一貫して主張。

岡崎久彦さんが亡くなってから、10年と26日が経ちました。(3679日)

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