阿川尚之 氏(あがわなおゆき)
法学者[日本]
2024年 11月12日 死去病気享年74歳
阿川 尚之(あがわ なおゆき、1951年(昭和26年)4月14日 - 2024年11月12日)は、日本の法学者、弁護士、エッセイスト。
ニューヨーク州及びコロンビア特別区で弁護士として活動し、慶應義塾大学名誉教授、前同志社大学法学部特別客員教授、在アメリカ合衆国日本国大使館で公使を務めた。
専門は米国憲法史、日米関係史。
父は小説家の阿川弘之。
妹はエッセイストの阿川佐和子。
父方の祖父は実業家の阿川甲一。
母方の祖父は建築家の増田清。
人物=
中学生時代、腎臓病で4年間ほどを病床で過ごした。
年代的には全共闘世代であるが、病気のため学園紛争に遭遇することはなかった。
「左翼運動に熱中することもない。
何か、いつも〈外れてる〉という感じがありました」(ここまでは父・弘之の著した小説「犬と麻ちゃん」にも反映されている。
野村耕平の長男・誠のモデル)。
遅れてきた学生は、アメリカの大学を卒業後、就職したソニーで通商問題を担当。
その縁でロースクール(アメリカの法科大学院)に留学し、そして法曹界へ転身する。
親米派論客の一人。
2002年にはスキャンダルの相次いだ外務省の改革を検討するために設置された川口順子外務大臣の諮問機関「外務省を変える会(外務省改革に関する「変える会」)」有識者委員を務めた。
また同会の答申で出された外部人材の登用推進を受けて、2002年から2005年まで駐米大使館の広報担当公使を務めた。
略歴 ……
阿川尚之さんが亡くなってから、25日が経ちました。