文鮮明 氏
統一教会創始者[韓国]
2012年 9月3日 死去病気享年93歳
文 鮮明(朝: 문선명、ぶん せんめい、ムン・ソンミョン、1920年2月25日(陰暦1月6日)- 2012年9月3日)は、韓国の宗教家、政治活動家、実業家。
世界平和統一家庭連合(旧・世界基督教統一神霊協会。
通称は統一教会、統一協会。
以下便宜的に、統一教会と表記)、国際勝共連合を含む統一運動の創立者。
妻は韓鶴子。
本貫は南平文氏。
来歴・人物
文鮮明は、統一教会の信者にとっては、地上に再来したメシア、第三のアダム、再臨の主であると考えられている。
また、文と妻の韓鶴子は真の父母様と信者から呼ばれている。
しかし一方では、宗教的詐欺師であり、陰謀によって会員や元会員、その家族たちの人生を台無しにしてきた悪徳商人であると捉えている人々もいる。
一部のマスメディアは、「有名な韓国人伝道師」「問題の宗教的指導者」「何万もの求道者を洗脳したカルトの人形使い」と評した。
宗教学者のダグラス・E・コーワン、宗教社会学者のデイヴィッド・G・ブロムリー は、「どのように描写されているかは別として、20世紀後半の最も目立った新宗教の指導者の1人である」と評した。
1920年1月6日、日本統治下の平安北道定州郡(現在の北朝鮮・平安北道定州市)で出生した。
出生名は「文龍明」。
曽祖父の代まで裕福な儒教家門だったが、15歳の時に兄弟が精神病を患い、それをきっかけに家族全員がプロテスタントの一派長老派キリスト教徒となる。
16歳の時に ……
【ソウル時事】世界基督教統一神霊協会(統一教会)の創始者である文鮮明氏が3日、韓国京畿道加平郡の病院で病気のため死去した。92歳だった。統一教会が3日、明らかにした。風邪と肺炎による合併症で8月から入院していた。 文氏は現在の北朝鮮平安北道の定州出身。戦前、早稲田大付属早稲田高等工学校電気工学科で学んだ。 54年にソウルで教団を創立。大学教員、大学生ら知識層を中心に急速に信者を増やし、58年に日本、59年に米国に進出するなど、積極的に海外展開した。韓国メディアによると、現在約190カ国に約300万人の信者がいるとも言われる。経済活動にも力を入れ、韓国では多数の企業を保有して「統一グループ」を形成している。 一方、80年代以降、信者による霊感商法が社会問題化した。また、大規模な合同結婚式を行っており、教団と信者の家族との間でトラブルも起きている。92年には日本の芸能人が参加したことで大きな話題になった。
文鮮明さんが亡くなってから、12年と79日が経ちました。(4462日)