唐十郎 氏(からじゅうろう)
劇作家、演出家、俳優[日本]
2024年 5月4日 死去急性硬膜下血腫享年85歳
唐 十郎(から じゅうろう、1940年2月11日 - 2024年5月4日)は、日本の劇作家・演出家・俳優。
本名:大靏 義英(おおつる よしひで)。
位階は従四位、勲章は旭日中綬章。
劇団「唐組」主宰、文化功労者。
紅テントの「状況劇場」を結成。
アングラ演劇の始祖。
東京府東京市下谷区下谷万年町出身。
明治大学文学部文学科演劇学専攻卒業。
作家としても活躍、『佐川君からの手紙』(1981年)で芥川賞を受賞。
俳優として自作以外の映画やテレビドラマに出演することもある。
他の演出家への戯曲提供も多い。
2012年4月より明治大学客員教授に就任。
来歴=
下谷区立坂本小学校、私立駒込中学校、東邦大学付属東邦高校を経て、1958年に明治大学文学部文学科演劇学専攻入学、1962年に同大学卒業。
同年に松田政男、山口健二、川仁宏らが企画した自立学校に、学生として参加。
演劇の新テーゼ「特権的肉体論」を提唱して、1963年に笹原茂峻(笹原茂朱)らと共に劇団「シチュエーションの会」(翌年「状況劇場」に改名)を旗揚げ。
旗揚げ公演はサルトル作の『恭しき娼婦』。
翌1964年の処女戯曲『24時53分「塔の下」行きは竹早町の駄菓子屋の前で待っている』で、初めて唐十郎の筆名を用いる。
この時期、李礼仙(李麗仙の旧芸名)と共に「金粉ショー」をしながらキャバレーを巡り、芝居の資金や紅テントの購入費用を調達した。
なお、金粉ショーで窒息死することはないが、 ……
唐十郎さんが亡くなってから、201日が経ちました。