エドモン・ド・ゴンクールEdmond de Goncourt
作家、美術評論家[フランス]
1896年 7月16日 死去享年75歳
エドモン・ド・ゴンクール(フランス語: Edmond de Goncourt フランス語発音: [ɛdmɔ̃ də ɡɔ̃kuʁ]、1822年5月26日 - 1896年7月16日)はフランスの作家、美術評論家。
弟ジュール・ド・ゴンクールと共同制作したゴンクール兄弟として著名である。
兄弟の共同作品で約30冊の小説、歴史書などを公刊した。
小説家としては自然主義に属した。
生涯と著述=
1822年5月26日、ナンシーで生まれた。
祖父は弁護士で、土地を購入してフランス王ルイ16世により貴族に叙され、父はナポレオン・ボナパルト期の陸軍士官だった。
弟ジュール・ド・ゴンクールとは常に共同で執筆し、エドモンが口述、ジュールが筆記した後、2人で推敲して著作を完成させた。
梅毒により、1870年に弟ジュールが病没した時は、兄エドモンは筆を取れないほどだったが、弟の遺稿を添削する事などで徐々に立ち直り、没する寸前まで小説や評伝、美術評論など約10数冊の作品を著述した。
1851年から共作で書かれ始めた『日記(Journal des Goncourt)』(全9巻)が著名。
19世紀フランス文壇のみならず社会全般にわたり、赤裸々に書かれている。
晩年(1887年から1896年)に、一部が公刊され反響が大きかった。
交流相手の作家はフローベルやゴーティエ、バルザック、サント=ブーヴなどである。
晩年は歌麿、北斎等の浮世絵を始めとした近世日本美術の紹介に務め、ジャポニスムの先駆者の1人となった。
これには越中国(富山県)高 ……
エドモン・ド・ゴンクールが亡くなってから、128年と127日が経過しました。(46879日)