ジュール・ド・ゴンクールJules Huot de Goncourt
作家、美術評論家[フランス]
1870年 6月20日 死去享年41歳
ジュール・アルフレ・ユオー・ド・ゴンクール(フランス語: Jules Alfred Huot de Goncourt フランス語: [ɡɔ̃kuʁ]、1830年12月17日 パリ - 1870年6月20日 パリ)はフランスの小説家・美術評論家。
略歴=
ゴンクール兄弟の墓に彫られた彫刻
1830年12月17日、パリで生まれた。
祖父は弁護士で、土地を購入してフランス王ルイ16世により貴族に叙され、父はナポレオン・ボナパルト期の陸軍士官だった。
兄であるエドモン・ド・ゴンクールとは常に共同執筆を行い、エドモンが口述、ジュールが筆記した後、2人で推敲して著作を完成させた。
最初は18世紀フランスと日本の歴史を研究し、後に小説を書くようになった。
歴史に関する著作では自筆の手紙など多くの一次資料が用いられ、小説家としては自然主義に属した。
1870年6月20日、梅毒によりパリで死去した。
著作=
兄エドモンとの共同執筆
『18××年』(En 18…、1854年)
『大革命期のフランス社会史』(1854年、歴史)
Portraits intimes du XVIIIe siècle(1857年、歴史)
『マリ・アントアネット伝』(Histoire de Marie-Antoinette、1858年、歴史)
『18世紀の芸術』(L’Art du XVIIIe siècle、1859年 – 1875年、歴史)
『シャルル・ドゥマイイ』(Charles Demailly、1860年)
『尼僧フィロメーヌ』(Sœur Philomène、1861年、小説)
『18世紀の女性』(La Femme au XVIIIe siècle、1862年、歴史)
『ルネ・モープラン』(Renée Mauperin、1864年、小説)
『ジェルミニー・ラセルトゥー』(Germinie Lacerteux、1865年、 ……
ジュール・ド・ゴンクールが亡くなってから、154年と116日が経過しました。(56365日)