山谷初男 氏(やまやはつお)
俳優[日本]
(旧芸名・山谷初夫)
2019年 10月31日 死去間質性肺炎享年87歳
山谷 初男(やまや はつお、1933年〈昭和8年〉12月19日 - 2019年〈令和元年〉10月31日)は、日本の俳優。
本名:山谷 八男。
旧芸名は山谷 初夫。
舞プロモーションに所属。
秋田県仙北郡角館町(現仙北市)出身。
秋田県立角館北高等学校(現:秋田県立角館高等学校)卒業。
役者仲間からは「はっぽん」の愛称で親しまれた。
人物・来歴=
八か月の早産で産まれたことから、八男と名付けられたが、生死が危ぶまれていた中、奇跡的に生き続けたため、もう一つの名前として「初男」を与えられている。
その「はつお」から「ハツ坊」「ハッポ」というあだ名がつけられた。
高校卒業後に画家を目指して上京。
当初は中野の通信学校に入っていたが、昼は代々木の予備校、夜は阿佐ヶ谷の絵の学校にも通う。
翌年、東京芸大の洋画科を受験しているが、実技で持参する絵のサイズが小さすぎ、この年は諦める。
二浪していたある日、阿木翁助作の『わが大学にある日々は』という劇団東芸の芝居を観たことにより情熱が芽生え、パンフレットにあった「研究生募集」に惹かれ、そのまま受験して入団する。
1953年、劇団東芸での『ホタルの歌』の三吉役で初舞台を踏む。
有名劇団に入りたいとも思い、俳優座を受けるも不合格。
のちに自由劇場、炎座、俳優小劇場の第一回研究生にもなっている(同期に山口崇がいる)。
1964年に『ケチまるだし』の森本健二役で映画デビュー。
若い頃 ……
山谷初男さんが亡くなってから、5年と22日が経ちました。(1848日)