ジョゼフ・プリーストリーJoseph Priestley
自然哲学者[イギリス]
1804年 2月6日 死去享年72歳
ジョゼフ・プリーストリー(Joseph Priestley, 1733年3月23日 - 1804年2月6日)は、18世紀イギリスの自然哲学者、教育者、神学者、非国教徒の聖職者、政治哲学者で、150以上の著作を出版した。
気相の酸素の単離に成功したことから一般に酸素の発見者とされているが、カール・ヴィルヘルム・シェーレとアントワーヌ・ラヴォアジエも酸素の発見者とされることがある。
その生涯における主な科学的業績として、炭酸水の発明、電気についての著作、いくつかの気体(アンモニア、塩化水素、一酸化窒素、二酸化窒素、二酸化硫黄)の発見などがあるが、最大の功績は「脱フロギストン空気」(酸素)の命名である。
1774年夏、酸化第二水銀を加熱することによって、得られる気体が燃焼を激しくすることを発見し、その気体の中でネズミが長生きすることを発見した。
当時フロギストン(燃素)説の時代であったので、「脱フロギストン空気」と考え、同年ラヴォアジエに話した。
この気体が酸素である。
この実験を追実験することによってラヴォアジエは燃焼の化学的プロセスを解明することになった。
しかしプリーストリー自身はフロギストン説に固執し、化学革命を拒否したため、科学界で孤立することになった。
プリーストリーにとって科学は神学に不可欠な要素であり、一貫して啓蒙合理主義とキリスト教の融合を心がけていた。
哲学的著作では有神論、唯物論、決定論の融合を試み、それを "audacious ……
ジョゼフ・プリーストリーが亡くなってから、220年と288日が経過しました。(80643日)