五社英雄 氏(ごしゃひでお)
映画監督、脚本家[日本]
1992年 8月30日 死去享年64歳
五社 英雄(ごしゃ ひでお、1929年(昭和4年)2月26日 - 1992年(平成4年)8月30日)は、日本の映画監督、脚本家、演出家。
本名の読みは「ごしゃ えいゆう」。
明治大学商学部卒業。
ニッポン放送プロデューサー、フジテレビ映画部長、五社プロダクション社長を務めた。
テレビ業界出身の映画監督第1号である。
時代劇の殺陣において、竹光でなくジュラルミンの刀身を採用して俳優の迫真の演技を引き出し、刀と刀がぶつかる際の金属音や、人が斬られる時の効果音を音響スタッフと共に独自に開発したことで知られる。
アウトローを主人公にした作品を一貫して手がけ、滅びに向かって走る人間の情念のきしみや美学を描くことを信条としていたその代表作には、『三匹の侍』、『御用金』、『人斬り』、『雲霧仁左衛門』、『鬼龍院花子の生涯』、『極道の妻たち』などがあり、丹波哲郎、仲代達矢、平幹二朗、安藤昇、夏八木勲、夏目雅子、岩下志麻、かたせ梨乃、名取裕子らの新たな魅力を引き出した。
来歴=
生い立ち=
1929年(昭和4年)2月26日、東京府北豊島郡滝野川町大字西ヶ原(現・東京都北区西ヶ原)で生まれる。
父親は吉原の近くで飲食店を営んでいたが、英雄が誕生した頃は古河財閥の使用人(用心棒のような仕事)をしており、母親は英雄を産んだ時42歳であった。
英雄は五男三女の下から2番目の子にあたる。
貧しい家庭だったため、産まれたばかりの英雄は浅草にいる叔父(父 ……
五社英雄さんが亡くなってから、32年と83日が経ちました。(11771日)