日下部五朗 氏(くさかべごろう)
映画プロデューサー[日本]
(「仁義なき戦い」「極道の妻たち」など)
2020年 2月7日 死去腎不全享年87歳
日下部 五朗(くさかべ ごろう、1934年7月23日 - 2020年2月7日)は、日本の映画プロデューサー。
岐阜県出身。
人物=
早稲田大学卒業後、1957年に東映に入社。
映画『現代任侠史』『日本の首領シリーズ』などをプロデュースした。
1996年、映画『藏』で日本アカデミー賞 特別賞企画賞を受賞。
また、映画『楢山節考』(監督:今村昌平)でパルム・ドールを受賞。
2020年、腎不全により京都府で没した。
製作総指揮を務めた『鬼龍院花子の生涯』に関しては、企画を東映に持ち込んだ梶芽衣子から批判されている。
梶は『オール讀物』の連載「自伝 梶芽衣子」2017年8月号で「間違った情報がまるで事実であるかのように世間に広がっているので、野放しにできない」と初めてその経緯を話し、この日下部の話は事実無根で、日下部は自身(梶)の企画を横取りした卑劣な人間と批判している。
日下部は著書『シネマの極道』の中で「梶芽衣子さんが『日下部さん、これを読んでくれない?』と原作を持ってきた」、「梶が主演した1974年の『ジーンズブルース 明日なき無頼派』以来、梶とは交諠を結んでいた」とも話しているが、梶は「私が出演した作品にプロデューサーとして日下部さんの名前が入っていることはありましたが、現場でお会いしてお話したことのない、まったく存じ上げない方」という。
梶は「鬼龍院花子の生涯」の原作を書店で読んで感銘を受け、映画化に向けての具体的なプランを進 ……
日下部五朗さんが亡くなってから、4年と288日が経ちました。(1749日)