浦西和彦 氏(うらにしかずひこ)
国文学者[日本]
2017年 11月17日 死去膵臓がん享年77歳
浦西 和彦(うらにし かずひこ、1941年9月8日 - 2017年11月16日)は、日本の国文学者。
専門は近代文学・書誌学。
学位は文学博士(関西大学・論文博士・1986年)(学位論文「日本プロレタリア文学の研究」)。
関西大学名誉教授。
経歴=
大阪府大阪市に生まれる。
1945年に大阪大空襲で自宅が焼失したので石川県にある母方の祖父母の家に疎開し、そこで終戦を迎える。
1964年に関西大学文学部国文科を卒業。
岐阜県立坂下女子高等学校教諭、岐阜県立大垣南高等学校教諭を経て、谷沢永一のひきにより関西大学助教授、教授。
1986年に関西大学にて文学博士の学位を取得。
2012年に定年退任、名誉教授。
最終講義の題目は「葉山嘉樹の文学的転向」であった。
2014年に大阪市市民表彰。
2017年11月16日、膵臓癌のため死去。
業績=
プロレタリア文学および大阪出身の文学者の書誌を多く作成した。
また論考の多くが、先行研究における書誌的事項の誤りを正すのに費やされている。
浦西は書誌学が為し得る工夫を重ね、役に立つ便利な仕掛けを考え、文学研究をより実りあるものに仕立てたのである。
『現代文学研究の枝折』には、各種の論考に付け加えて、「私にとって書誌作成は、文学研究の環であり、研究の上で実際に役立つためである」と記している。
浦西は自らの意見や気持ちで直言するのではなく、徹底して資料から知り得る第三者の言質を綾なすことによって、そこから醸 ……
浦西和彦さんが亡くなってから、8年と78日が経ちました。(3000日)



