真鍋理一郎 氏(まなべりいちろう)
作曲家[日本]
2015年 1月29日 死去老衰享年92歳
眞鍋 理一郎(まなべ りいちろう、1924年〈大正13年〉11月9日 - 2015年〈平成27年〉1月29日)は、日本の作曲家。
東京都神田出身。
来歴=
父はニコライ学校で学び、神田ニコライ堂で奉職した真鍋理従。
幼少期より教会音楽に親しみ、中学校の音楽教師や教会の聖歌隊長などを志す。
東京工業大学卒業後、東京藝術大学声楽科(畑中良輔に師事)にて学び、1951年に作曲科へ転科。
作曲を池内友次郎に師事した後、池野成の仲介により伊福部昭に師事。
イタリアにて映画音楽作曲家のアンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ(イタリア語版)と親交を持った。
藝大卒業後、親戚の伝手により映画音楽家の吉澤博に師事し、その後吉澤の紹介により仁木他喜雄の助手を務める。
1956年、映画『愛情』で映画音楽を初めて手掛ける。
1956年から1979年にかけてSF映画、ホラー映画、怪獣映画、社会派映画、ドキュメンタリーなどの映画音楽を約200本手掛けた。
特に初期の大島渚とはコンビが続いた。
映画『荒城の月』では、主人公の滝廉太郎にオマージュを寄せた叙情的な曲付けを要求されて断固拒否し、助監督の柴英三郎と大喧嘩になったエピソードを、監督の猪俣勝人が後年の著書(『日本映画全史』)に記している。
代表作には『スーパージャイアンツ』、『青春残酷物語』、『日本の夜と霧』、『ゴジラ対ヘドラ』、『ゴジラ対メガロ』、『花と蛇』などがある。
多くの映画音楽から選曲され ……
真鍋理一郎さんが亡くなってから、10年と108日が経ちました。(3761日)