出目昌伸 氏(でめまさのぶ)
映画監督[日本]
2016年 3月13日 死去膵臓がん享年85歳
出目 昌伸(でめ まさのぶ、1932年10月2日 - 2016年3月13日)は、日本の映画監督。
滋賀県八日市市(現:東近江市)出身。
滋賀県立八日市高等学校、早稲田大学文学部卒業。
人物・来歴=
1957年に東宝入社。
黒澤明、松林宗恵、堀川弘通、古澤憲吾らの助監督を務め、1968年、内藤洋子主演の『年ごろ』で監督に昇進。
その後、『俺たちの荒野』『その人は女教師』など、それまでの東宝青春映画とは一線を画す作品を監督する。
東宝退社後の1980年代中盤からは、東映で吉永小百合主演による『天国の駅』『玄海つれづれ節』、織田裕二、仲村トオル、風間トオルら若手スターによる反戦映画『きけ、わだつみの声』、岩下志麻と吉永小百合の2大女優初競演が話題となった『霧の子午線』など、大作映画を次々と手がける。
2006年、『バルトの楽園』で10年ぶりにメガホンをとり、健在振りをアピールした。
2016年3月13日、膵臓癌のため死去。
83歳没。
映画作品=
監督=
1968年 年ごろ
1969年 俺たちの荒野
1970年 その人は女教師
1971年 誰のために愛するか
1972年 その人は炎のように
1973年 卒業旅行 Little Adventurer
1973年 忍ぶ糸 第一部 古都のめぐり逢い 第二部 春の旅立ち
1974年 神田川
1974年 沖田総司
1976年 パリの哀愁
1976年 星と嵐
1984年 天国の駅 HEAVEN STATION
1986年 玄海つれづれ節
1986年 白い野望
1988年 ガラスの中の少女
1995年 きけ、わだつみの声 Last Friends 第19回日本アカデミー賞 優秀監督賞
1996年 ……
出目昌伸さんが亡くなってから、8年と268日が経ちました。(3190日)