池野成 氏(いけのせい)
作曲家[日本]
2004年 8月13日 死去享年74歳
池野 成(いけの せい、1931年(昭和6年)2月24日 - 2004年(平成16年)8月13日)は、日本の作曲家、東京芸術大学及び東京音楽大学講師。
北海道札幌市生まれの東京都出身。
来歴=
曽祖父は最後の堺奉行を務めた旗本の池野好謙。
祖父は植物学者の池野成一郎。
父は判事の池野仁二。
出生地の札幌は、当時の父の赴任地であった。
1950年(昭和25年)、東京音楽学校に入学して作曲を学び、池内友次郎や伊福部昭に師事。
その後、1954年(昭和29年)に中退し、同じく同校を退任した伊福部に個人的に師事した。
演奏会用の純音楽に関しては極端に寡作であり、その作品の編成の特異性から上演される機会も少ない。
1954年の映画『ゴジラ』の音楽で伊福部昭のアシスタントを務めた。
1956年(昭和31年)の映画『稼ぐ日』で映画音楽を手がけたのに始まり、1960年代には映画音楽を中心に活躍した。
座頭市シリーズの音楽を担当したことで知られ、手がけた映画は150本近くに及ぶ。
1993年(平成5年)ごろから体調を悪化し引退。
1994年(平成6年)にスペインに移住するが、2004年8月13日、東京にて死去した。
墓所は雑司ヶ谷霊園。
作曲作品について=
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(2019年6月)
池野が活躍していた時期の映画界は裕福であり、フル・オーケスト ……
池野成さんが亡くなってから、20年と100日が経ちました。(7405日)