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井上昭 氏(いのうえあきら)

映画監督[日本]

2022年 1月9日 死去享年95歳

井上 昭(いのうえ あきら、1928年12月10日 - 2022年1月9日)は、日本の映画監督。
京都府出身。
京都商業学校を経て、同志社大学文学部英文科卒業。
来歴= 1950年、大映京都撮影所に入社、助監督となる。
同期には土井茂、黒田義之、池広一夫らがいる。
助監督として溝口健二、森一生、吉村公三郎らについた。
井上は森から映画を撮るテクニックを、溝口から「形而上学的な情念の世界」を学んだと述べている。
1960年に『幽霊小判』で監督としてデビュー。
井上によるとこの作品は『悪魔のような女』を時代劇にアレンジしたものだという。
監督デビュー以降も『大菩薩峠』、『釈迦』では助監督を務めた。
大映在籍中に21本の作品で監督を務めた。
1966年に公開された『眠狂四郎多情剣』では眠狂四郎を演じた市川雷蔵にカメラを持たせ、敵地へ向かう狂四郎の足元を自身の真上から撮影させるなど、特異な画面作りを施した。
大映を退社した後はテレビを中心に活躍した。
大映ではシリーズ物作品のマンネリ化を防ぐため、自分に監督が回ってきていたと回想した。
1992年に製作された田村正和主演、『子連れ狼 その小さき手に』で約23年振りに映画作品で監督を務めた。
2010年代に入り、『鬼平外伝シリーズ』(『夜兎の角右衛門』・『熊五郎の顔』・『正月四日の客』・『四度目の女房』)や『藤沢周平 新ドラマシリーズ』(『遅いしあわせ』・『冬の日』・『小ぬか雨』)(いずれ ……

井上昭さんが亡くなってから、2年と316日が経ちました。(1047日)

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