佐々木守 氏(ささきまもる)
脚本家[日本]
2006年 2月24日 死去膵臓がん享年71歳
佐々木 守(ささき まもる、1936年9月13日 - 2006年2月24日)は、日本の脚本家、放送作家、漫画原作者。
略歴=
石川県能美市(旧根上町)出身、石川県立小松高等学校、明治大学文学部日本文学科卒業。
大学では児童文学研究部に所属し、鳥越信、古田足日、山中恒、神宮輝夫らの児童文学研究誌「小さい仲間」の同人となる。
そのころに書いた「児童文学における近代性への疑問 -- 児童文学者の戦争責任」(『小さい仲間』26号)「新美南吉『おじいさんのランプ』論」(『日本児童文学』通巻45号)などで注目をあびた。
1955年、大学2年の際に「砂川闘争」に参加する。
大学4年の時から教育映画作家協会 (現:日本記録映画作家協会)の機関誌「記録映画」の編集者をつとめ、大島渚、松本俊夫らと知り合う。
1958年に大学を卒業するが就職はせず。
米軍統治下の沖縄に行き、人形劇を上演する。
1960年にTBSラジオのコント番組のライターとなる。
1961年に「小さい仲間」で知り合った佐野美津男との合作『少年ロケット部隊』で子供向けのラジオドラマにデビュー。
1963年のラジオドラマ『戦国忍法帖』を担当。
1962年、佐野や阿部進らと「現代こども研究会」(後の「こどもセンター」)を創立。
1963年には、テレビドラマ『現代っ子』の脚本を執筆して、テレビデビュー。
脚本術を、石堂淑朗、田村孟らに学ぶ。
1964年には、松竹を退社し大島が設立していた、独立系映画制作プロダクシ ……
佐々木守さんが亡くなってから、18年と270日が経ちました。(6845日)