梅田晴夫 氏(うめだはるお)
フランス文学者、劇作家[日本]
1980年 12月21日 死去享年61歳
梅田 晴夫(うめだ はるお、1920年8月12日 - 1980年12月21日)は、日本のフランス文学者、劇作家、小説家、随筆家。
本名は梅田晃(あきら)。
慶應義塾大学大学院修了。
舞台劇やラジオドラマの脚本、物の歴史に関する著述や翻訳などで活躍した。
パイプや万年筆などの収集家としても知られる。
梅田望夫、梅田みかは子。
経歴=
出生=
1920年(大正9年)、東京府東京市四谷区(現東京都新宿区)愛住町の暗闇坂で、ロシア貿易会社を営んでいた父・梅田潔と文学者の母・玲子の間に、6人兄弟の末子として生まれる。
当時の梅田家の家風であった、ヨーロッパ的な生活習慣の中で育ち、1926年(大正15年)、慶應義塾幼稚舎入舎。
以後18年間大学院まで慶應の一貫教育を受ける。
外国製の家具調度品に囲まれて育った梅田は幼少時から物に対する愛着が深く、5歳ごろから「鉛の兵隊」などの玩具収集に熱中していたが、1930年(昭和5年)の春、家庭教師として梅田の世話をしていた10歳年長の従姉からデ・ラ・ルー社製の万年筆を譲り受けてから、万年筆をはじめとする物の収集に熱中するようになった。
知的好奇心も旺盛で、母が丸善から購入した、チッペンデール風の専用書架つきのブリタニカ百科事典第11版は梅田の青年期からの愛読書となる。
1931年(昭和6年)に
梅田晴夫が亡くなってから、43年と335日が経過しました。(16041日)