藤本義一 氏(ふじもとぎいち)
作家、脚本家、司会者[日本]
2012年 10月30日 死去肺炎享年80歳
藤本義一(ふじもと ぎいち、ふじもと よしかず)
ふじもと ぎいち
藤本義一 (作家) - 本名の読みは綴りは同一でも「ふじもと よしかず」である。
経緯は当該項参照
藤本義一 (洋酒研究家)
ふじもと よしかず
藤本義一 (サッカー選手)
直木賞作家の藤本義一(ふじもと・ぎいち=本名よしかず)氏が、30日午後10時18分、肺炎のため兵庫県西宮市の病院で死去した。79歳だった。堺市出身。 大阪府立大卒。在学中の1957年にラジオドラマ「つばくろの歌」で芸術祭文部大臣賞。その後、映画や放送の脚本を書くと共に、小説を執筆するようになった。 大阪の人情や人物を題材にした作品が多く、74年、明治期の上方芸人を主人公に、芸一筋の姿を描いた「鬼の詩(うた)」で直木賞を受賞。テレビの深夜番組「11PM」に、65年の放送開始から90年の最終回まで司会者として出演するなど、関西を拠点に幅広い分野で活躍した。 若手漫才師と台本作家の勉強会「笑(しょう)の会」を主宰するなど上方演芸の発展に尽くし、ご意見番的存在だった。阪神大震災で親を亡くした子供の心のケアをする施設「浜風の家」の建設にも取り組んだ。
藤本義一さんが亡くなってから、12年と22日が経ちました。(4405日)