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大原富枝 氏(おおはらとみえ)

作家[日本]

2000年 1月27日 死去心不全享年89歳

大原富枝 - ウィキペディアより引用

大原 富枝(おおはら とみえ、1912年9月28日 - 2000年1月27日)は、日本の小説家。
高知県女子師範学校中退。
結核療養の中小説を書き、『ストマイつんぼ』で文壇に登場、幽閉生活を強いられた野中婉の生涯を描いた『婉という女』で毎日出版文化賞と野間文芸賞を受賞した。
その後カトリックに入信。
歴史に題材をとりながら、負の人生を一途に生きた女を描き、現代の切実な問題としている。
日本芸術院会員。
勲三等瑞宝章。
略歴= 高知県長岡郡吉野村寺家(現本山町)生まれ。
父亀次郎(小学校校長)と母米の次女であった。
高知市内の学校を結核のため中退。
故郷での病気療養中に文筆活動を始め、1938年「姉のプレゼント」が「令女界」に入選。
「祝出征」を「文芸首都」に発表。
1941年、戦中の混乱期にあえて創作に専念するため上京した。
以後、東京を拠点として様々な著名人と生涯を通じて親交を深めてゆく。
1957年に「ストマイつんぼ」で第8回女流文学者賞を受賞、1960年に「婉という女」で第14回毎日出版文化賞、第13回野間文芸賞を受賞、1970年に「於雪-土佐一條家の崩壊」で第9回女流文学賞を受賞した。
評伝文学に洲之内徹を扱った「彼もまた神の愛でし子か」や、岡倉天心とインド詩人プリヤンバダ・デーヴィーの交流を描いた「ベンガルの憂愁」、歌人の「原阿佐緒」、「今日ある命 小説・歌人三ヶ島葭子の生涯」、歌人列伝の「詩歌と出会う時」などがあり ……

大原富枝さんが亡くなってから、24年と299日が経ちました。(9065日)

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