森田たま(もりたたま)
随筆家、政治家[日本]
1970年 10月30日 死去尿毒症享年75歳
森田 たま(もりた たま、1894年12月19日 - 1970年10月30日)は、日本の小説家、随筆家、政治家。 元参議院議員(1期)。
北海道出身者初の女性作家。
位階は従四位。
長女はデザイナーの森田麗子、息子に映画プロデューサー森田信。
略歴=
左から一人おいて、森田たま、吉屋信子、吉川英治、川口松太郎。
1941年、鎌倉市にて。
1954年、林芙美子の三回忌に集まった女性の文学者たち。
前列左から、小山いと子、森田たま、林芙美子の母、美川きよ、川上喜久子、円地文子、大田洋子。
後列左から、宇野千代、大谷藤子、三宅艶子、城夏子、壷井栄、平林たい子、由起しげ子、村岡花子、横山美智子、佐多稲子、芝木好子、板垣直子、大原富枝、阿部光子、峯雪栄、森三千代。
森田の生誕の地
1894年 - 札幌市に生まれる。
本姓村岡。
父は運送会社経営。
1909年 - 病気のため庁立札幌高等女学校(現北海道札幌北高等学校)中退。
素木しづは小学校からの同期。
1911年 - 「少女世界」への投書がきっかけで、編集長に勧められ上京、少女小説を発表しはじめる。
文学を志すことを条件に養子縁組に承諾。
1913年 - 森田草平に師事。
「片瀬まで」が小宮豊隆の推薦で「新世紀」に掲載される。
東京に出ていた女学校時代の教頭に心理学を学ぶ。
1914年 - 茅ヶ崎で自殺未遂。
1916年 - 婿養子と別れ、慶應義塾塾生森田七郎と結婚。
1923年 - 関東大震災に遭い、夫の郷里大阪に移る。
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森田たまが亡くなってから、54年と77日が経過しました。(19801日)