芸能人・経営者のおくやみ情報

池田みち子 氏(いけだみちこ)

作家[日本]

2008年 1月7日 死去享年99歳

池田 みち子(いけだ みちこ、1914年4月10日 - 2008年1月7日)は、京都府出身の日本の作家。
人物= 日本大学芸術科卒業後、日本写真公社に勤務する傍ら『三田文学』などで小説を書き始め、1940年(昭和15年)には「上海」で第11回芥川賞候補となった。
戦後は作家専業となり、女の性を赤裸々に描いた1950年(昭和25年)の「醜婦伝」で注目され、中間小説を多数執筆。
「肉体派の風俗作家」と呼ばれる。
1981年(昭和56年)、『無縁仏』で平林たい子文学賞を受賞。
1982年(昭和57年)の『生きる』は翌年、NHKのドラマ人間模様でドラマ化された。
著書= 『女学生』偕成社 1950 『姦通夫人』東京文庫 1951 『母の面影』偕成社 1953 『人妻の危機』紫書房 1953 『危険な関係』東方社 1954 『東京の貞操』東方社 1954 『花開く乙女達』東方社 1955 『桃色横丁』東方社 1955 『女の放蕩』鱒書房・コバルト新書 1955 『たそがれの女体』東方社 1955 『時代の貞操』東方社 1955 『汚された思春期』東方社 1955 『泥沼の女』東方社 1955 『老嬢クラブ』東方社 1955 『妻の部屋』東方社 1955 『希望の丘』偕成社 1955 『忘れられた女』東方社 1956 『女豹の群』東方社 1956 『情灯』虎書房 1957 『流れる女体』文芸評論新社 1958 『災過の芽』現代社 1958 『女と男と』アサヒ芸能出版 1959 『黒い手』筑摩書房 1960 『悪魔と天使の間』東方社 1961 『無籍者』現文社 1967 『山谷の女たち』現文社 1967 『無縁仏』作品社 1979 『生きる』新潮社 1982 『カインとその ……

池田みち子さんが亡くなってから、16年と319日が経ちました。(6163日)

「池田みち子」と関連する故人