常盤新平 氏(ときわしんぺい)
作家[日本]
2013年 1月22日 死去肺炎享年82歳
常盤 新平(ときわ しんぺい、1931年〈昭和6年〉3月1日 - 2013年〈平成25年〉1月22日)は、日本の作家・翻訳家・アメリカ文化研究者。
別名に、大原寿人(おおはらとしひと)。
生い立ちと学歴=
岩手県水沢市(現・奥州市)生まれ。
母親は福島県の出身。
税務署員だった父親の転勤に伴って生後半年で水沢を離れ、山形県長井町、宮城県石巻市と転居した。
小学校時代に仙台市に落ち着き、高校卒業までを同地で過ごした。
宮城県仙台第二高等学校を経て、早稲田大学第一文学部英文科卒。
同大学院修了。
経歴=
編集者として=
常盤が編集長とした関わった時代の『HAYAKAWA'S ミステリ・マガジン』。
写真は1966年3月号。
早川書房に入社。
1961年には新雑誌「ホリディ」の編集長になるが1号のみの発行となる。
都筑道夫、生島治郎の後任として、ミステリー小説誌 『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』(日本版)の三代目編集長を、1963年(昭和38年)から6年間務めた。
ただし、常盤はミステリはそれほど好きではなかったので、デイモン・ラニアンやリング・ラードナーら、雑誌「ニューヨーカー」系のユーモア小説なども、よく掲載していた。
また星新一のアメリカの一コマ漫画紹介エッセイ「進化した猿たち」を連載させた。
また、その間の1964年(昭和39年)には、海外の文学作品や、スパイ小説、冒険小説などを紹介するシリーズ「ハカヤワ・ノヴェルズ」を創刊し、その ……
常盤新平さんが亡くなってから、11年と303日が経ちました。(4321日)