モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥールMaurice Quentin de La Tour
画家[フランス]
1788年 2月17日 死去享年85歳
モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール(Maurice Quentin de La Tour, 1704年 - 1788年)は、フランスのロココ期の画家。
パステルを使った肖像画家として有名で、国王はじめ、宮廷人、知識人などを描いた。
『ポンパドゥール侯爵夫人の肖像』は代表作のひとつ。
略歴=
エーヌ県のサン=カンタンに音楽家の息子に生まれた。
15歳でパリに出て、フランドル出身の画家、Jacques Spoede の弟子になった。
1724年にランス、1725年にイギリスを旅した後、1727年に再びパリに戻り、この頃からパステル画に取組み始めた。
1737年に画家、フランソワ・ブーシェの妻の肖像画をサロン・ド・パリに出展してから、37年の間に150点に達する肖像画を描いた。
1746年に王立絵画彫刻アカデミーの会員に選ばれ、フランス王室の宮廷肖像画家として1773年まで働いた。
弟子にはジョゼフ・デュクルーがいる。
代表作=
ポンパドゥール侯爵夫人の肖像(1755)ルーブル美術館所蔵
ジャン=ジャック・ルソー(1753年)アントワーヌ・ルキュイエ美術館所蔵、サン=カンタン
参考文献=
モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥールが亡くなってから、236年と276日が経過しました。(86475日)