リング・ラードナーRing Lardner
スポーツコラムニスト、短編作家[アメリカ]
1933年 9月25日 死去享年48歳
リング・ラードナー(Ring Lardner, 1885年3月6日 - 1933年9月25日)は、アメリカ合衆国の作家、ジャーナリスト。
ジャーナリストで脚本家のリング・ラードナー・ジュニアは息子にあたる。
生涯と作品=
ミシガン州の裕福な家庭に生まれ、高校卒業後にいくつかの職を経てから新聞South Bend Tribuneの記者として働く。
のちにシカゴ・トリビューンに移ってからは記事が全米で掲載され、コラムニストとして有名となる。
新聞や雑誌の仕事のかたわらで、野球を題材にしたユーモア小説You know Me Al,(『メジャー・リーグのうぬぼれルーキー』)を発表、人気を呼ぶ。
また当時シカゴ・ホワイトソックスの現役投手だったドク・ホワイトとともに、"A Little Puff of Smoke Good Night"や、"Gee It's A Wonderful Game"等の曲を世に出している。
1919年、家族とともにニューヨークへ移り住み、短篇集『大都会』を発表。
それ以後も、スポーツ選手、俳優、警官、金婚式の夫婦、看護婦、裕福な家庭の妻、床屋などアメリカのさまざまな人々を題材とした短篇小説を執筆する。
ラードナーの作品はサタデー・イブニング・ポストやコスモポリタンなどの雑誌に掲載され、1910年代から1920年代を中心に作家活動を続けた。
言い訳をする野球選手を描いた『アリバイ・アイク』の影響により、言い訳をする人物を指す俗語として「アリバイ・アイク」が広まったこともある。
著名な友人として、スコット・フィッツジェラルドや編集者のマッ ……
リング・ラードナーが亡くなってから、91年と57日が経過しました。(33295日)