小室直樹 氏(こむろなおき)
社会学者、評論家[日本]
2010年 9月4日 死去心不全享年79歳
小室 直樹(こむろ なおき、1932年〈昭和7年〉9月9日 - 2010年〈平成22年〉9月4日)は、日本の社会学者、経済学者、批評家、社会・政治・国際問題評論家。
学位は法学博士(東京大学・1974年)。
東京工業大学世界文明センター特任教授、現代政治研究所(東京都千代田区)所長などを歴任。
社会学、数学、経済学、心理学、政治学、宗教学、法学などの多分野を第一人者から直接学び、「社会科学の統合」に取り組んだ。
東京大学の伝説の自主ゼミナール「小室ゼミ」主宰者。
著書に『ソビエト帝国の崩壊』や『痛快!憲法学』などがある。
生涯=
出生名爲田直樹として東京府荏原郡玉川村(現・東京都世田谷区奥沢)に生まれる。
私生児であった。
妹の誕生日が1933年3月16日であることから、村上篤直は直樹の本当の誕生日を1932年5月以前、ひょっとすると1931年だったかもしれないと推測している。
1937年、5歳の時に同盟通信の記者であった父が死去し、母の故郷である福島県河沼郡会津柳津村(現会津柳津町)に転居する。
典型的な軍国少年で、日本の敗戦の知らせを聞いたときの悔しさが学問を志す原体験と自身が述べている。
母子家庭ということで幼少時の生活はかなり苦しかった。
理学部から経済学へ=
福島県立会津高等学校入学。
数学、物理などの学力は高校教師を凌ぐほどであり、後に政治家となる渡部恒三、弁護士の渡部喬一(第二東京弁護士会所属)と知り合う。
会津高校 ……
小室直樹さんが亡くなってから、14年と78日が経ちました。(5192日)