大山のぶ代 氏(おおやまのぶよ)
声優、女優[日本]
2024年 9月29日 死去老衰享年92歳
大山 のぶ代(おおやま のぶよ、1933年〈昭和8年〉10月16日 - 2024年〈令和6年〉9月29日)は、日本の女優、声優、歌手、脚本家、エッセイスト、タレント。
夫はタレントの砂川啓介。
最終所属はアクターズ・セブン。
テレビアニメ『ドラえもん』にて、ドラえもんの声を1979年から2005年まで約26年間にわたり担当したことで知られる。
東京府東京市渋谷区伊達町(現在の東京都渋谷区恵比寿三丁目)出身。
来歴
生い立ち
四世代が同居する13人家族の13番目として生まれる。
江戸時代生まれの曾祖父母がいる大家族で、母は宮城県古川市(現:大崎市)の造り酒屋の娘だった。
渋谷区立臨川小学校、渋谷区立広尾小学校、渋谷区立広尾中学校、東京都立三田高等学校卒業。
幼少期から個性的な声を持っていたといい、幼稚園の入園式では名前を呼ばれ返事をしたところ、並みいる保護者らが一斉に立ち上がり視線を注いだという。
しかし、当の大山はそんなことに無頓着で全然気が付かなかった上、母に「十分黙っていればおやつをあげる」と言われるほどおしゃべりな性格だったという。
小学校入学後も、最初はその声を張り上げ校庭を駆け回る活発な少女だったが、周囲から「男みたいな声」とたびたび言われ、教師からも出席確認の返事で変な顔をされるなど、次第に「私の声っておかしいんだ」と思うようになる。
中学進学後、同級生に「お前の声はおかしい」と指摘されたことで初めて個性的 ……
大山のぶ代さんが亡くなってから、53日が経ちました。