藤岡重慶 氏(ふじおかじゅうけい)
俳優、声優[日本]
1991年 7月23日 死去脳内出血享年59歳
藤岡 重慶(ふじおか じゅうけい、1933年11月19日 - 1991年7月23日)は、日本の俳優、声優。
兵庫県神戸市出身。
本名は藤岡 重慶(ふじおか しげよし)。
来歴・人物=
父親は警察官だったが、小学校しか出てなかったためエリートコースに乗れず、晩年は資格を取って弁護士になった。
重慶は旧制姫路中学(現 兵庫県立姫路西高等学校)を経て、父と同様弁護士を目指し、早稲田大学法学部に進む。
在学中の1955年、第七期生として、劇団俳優座の養成所に入る。
同期には田中邦衛、露口茂、山本學、井川比佐志らがいた。
1958年に劇団青年座に参加。
創作演劇の舞台に立ちながら、同年NHKで、放送をスタートした長寿ドラマ『事件記者』に遠藤刑事役で出演。
1962年には食うために日活と本数契約を結んで、年12・13本コンスタントに映画にも出演。
敵役として石原裕次郎や渡哲也らと多く共演、強面の悪役俳優として頭角を現した。
66年からはフリーの立場で東映を中心に各社のスクリーンに登場。
千葉真一主演「やくざ刑事シリーズ」での上司役、テレビドラマでもコンスタントに続け、時代劇や刑事ドラマでヤクザの親分、悪徳警官、凄腕用心棒などさまざまな悪役を務めた。
レギュラーの悪役では1973年より関西テレビで制作されたドラマ『どてらい男』における、主演の西郷輝彦をいじめ抜く坂田軍曹役が知られる。
後年、同作品の舞台公演に藤岡が出演した際は、悪役ながら拍手喝采が ……
藤岡重慶さんが亡くなってから、33年と122日が経ちました。(12175日)