吉田義昭 氏(よしだよしあき)
脚本家[日本]
1989年 5月9日 死去享年58歳
吉田 義昭(よしだ よしあき、1932年1月8日 - 1989年5月9日)は、日本の脚本家、劇作家である。
初期の別名に吉田 貴彰(よしだ たかあき)がある。
日本脚本家連盟信託者。
『山ねずみロッキーチャック』、『アルプスの少女ハイジ』、『フランダースの犬』等のテレビアニメーションの脚本のメイン作家として知られる。
日本映画データベース等で混同されている、同時代に活動した脚本家の吉田喜昭(1937年 - 2001年)は同音異字の別人。
また、第20回小野十三郎賞(2018年)を受賞した詩人の吉田義昭も別人。
人物・来歴=
木下学校からテレビ、独立系映画へ=
1932年(昭和7年)1月8日、青森県青森市に生まれる。
1950年(昭和25年)3月、青森県立青森高等学校を卒業、満20歳を迎えた1952年(昭和27年)に東京に移る。
松竹大船撮影所の助監督会がシナリオを募集、これに応募して家城巳代治に認められる。
木下惠介のいわゆる「木下学校」門下の松山善三に師事した。
確認できるもっとも早い時期の仕事は、1959年(昭和34年)10月8日にフジテレビジョンで放映を開始した松竹製作のテレビ映画『駅の伝言板』であり、そのうち7話を魚住大二と共同で脚本執筆している。
1961年(昭和36年)7月5日にTBSテレビで放映を開始した『純愛シリーズ』でも数話を手がけており、なかでも村木良彦(1935年 - 2008年)が演出した『青春』(第103回)が知られており、同作の野心的斬新さはのちに今野勉(1936年 - )が著 ……
吉田義昭さんが亡くなってから、35年と196日が経ちました。(12980日)