津島勝 氏
映画監督[日本]
2011年 5月4日 死去享年65歳
津島 勝(つしま まさる、1947年7月20日 - 2011年5月4日)は、日本のテレビディレクター・映画監督。
来歴・人物=
大阪府大阪市出身。
奈良女子大附属高校(現:奈良女子大学附属中等教育学校)を経て、1970年京都大学文学部史学科卒業。
大学生になるまで、映画は観たことが無かったという。
京大在学中、俳優・遠藤太津朗宅に家庭教師として出入りしていたのがきっかけで、遠藤の紹介により、東映撮影所に見学に行き、これが映画界との初の接点となった。
これが縁となって、卒業後に東映テレビプロダクションの契約助監督となる。
以後は主に東映京都製作のテレビ時代劇に助監督として就き、杉良太郎の推薦により、『遠山の金さん(第2シリーズ)』(テレビ朝日)で監督に昇格。
監督昇格後は、ABCテレビ『必殺シリーズ』の後期作品の常連演出家のひとりとなった。
この必殺シリーズでの経験が、オリジナルビデオ(OV)『くノ一忍法帖』シリーズで生かされることとなり、時代劇OVという新たなジャンルを開拓した。
その一方で、任侠もののOVも多数手がけた。
2011年5月4日、腎不全のため京都市の病院で死去。
63歳没。
監督作品=
テレビドラマ=
遠山の金さん(テレビ朝日)
新五捕物帳(日本テレビ)
必殺シリーズ(ABC)
京都マル秘指令 ザ新選組(ABC)
参上! 天空剣士(テレビ東京)
江戸中町奉行所(テレビ東京)
幕府お耳役 檜十三郎(テレビ東京)
新・部長刑事アーバンポリ ……
津島勝さんが亡くなってから、13年と202日が経ちました。(4950日)