小野十三郎 氏(おのとうざぶろう)
詩人[日本]
1996年 10月8日 死去享年94歳

小野 十三郎(おの とおざぶろう、本名は小野 藤三郎〈とうざぶろう〉[1]、男性、1903年(明治36年)7月27日 - 1996年(平成8年)10月8日)は、日本の詩人。
関西詩人協会所属。
詩誌「赤と黒」に参加。
アナーキズム傾向の強い第1詩集『半分開いた窓』(1926年)を刊行した。
また、日本の伝統叙情論を否定する詩論で、論壇に衝撃を与えた。
代表作に『大阪』(1939年)、『異郷』(1966年)など。
略歴=
大阪府大阪市南区の裕福な家庭に生まれる[2]。
天王寺中学校卒業後、1921年に上京し[2]、東洋大学専門学部文化学科に入学するも[2]、わずか8ヵ月ほどで中退[2]。
親からの仕送りを受けながら詩作を続けた。
1923年、萩原恭次郎、壺井繁治、岡本潤らの詩誌『赤と黒』に参加し[2]、アナーキズム詩運動に入る[2]。
1926年11月、第一詩集『半分開いた窓』を刊行する[2]。
1927年、雑誌「文芸解放」の創刊同人となる[2]。
1930年、岡本潤・秋山清らと協力し、『弾道』を創刊した[2]。
小野十三郎さんが亡くなってから、28年と265日が経ちました。(10492日)