安閑天皇(あんかんてんのう)
第27代天皇[日本]
(ユリウス暦) 0536年 1月25日 死去
安閑天皇(あんかんてんのう、466年?〈雄略天皇10年?〉 - 536年1月25日?〈安閑天皇2年12月17日〉)は、日本の第27代天皇(在位:531年3月10日?〈継体天皇25年2月7日〉 - 536年1月25日?〈安閑天皇2年12月17日〉)。
諱・諡号=
『日本書紀』では、諱を勾大兄皇子(まがりのおおえのみこ)としている(「まがりのおいねのみこ」とも読む)。
和風諡号は、『古事記』に広国押建金日命(ひろくにおしたけかなひのみこと)、『日本書紀』に広国押武金日天皇とある。
漢風諡号「安閑天皇」は代々の天皇とともに淡海三船により名付けられたとされる。
系譜=
天皇系図 26~37代
継体天皇の長子。
母は尾張目子媛(おわりのめのこひめ、尾張連草香女)。
皇后:春日山田皇女(かすがのやまだのひめみこ。
仁賢天皇の皇女)
妃:紗手媛(さてひめ。
許勢男人大臣の女)
妃:香香有媛(かかりひめ。
紗手媛の妹)
妃:宅媛(やかひめ。
物部木蓮子大連の女)
記紀に皇子女の記述はない。
『本朝皇胤紹運録』によれば子に豊彦王(とよひこのみこ)がいるという。
しかしこの豊彦王については他に史料が見当たっておらず所拠不明である。
系図=
10 崇神天皇 彦坐王
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