高階秀爾 氏(たかしなしゅうじ)
美術史家[日本]
2024年 10月17日 死去享年93歳
高階 秀爾(たかしな しゅうじ、1932年2月5日 - 2024年10月17日)は、日本の美術史学者・美術評論家。
大原芸術研究所所長。
東京大学文学部名誉教授。
日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章受章者。
日本芸術院院長、公益財団法人西洋美術振興財団理事長、大原美術館館長などを務めた。
秋田県立美術館顧問。
経歴=
東京生まれ。
旧姓・佐々木。
父は哲学者・高階順治。
佐々木は母方の姓である。
1944年 東京高等師範学校附属小学校(現・筑波大学附属小学校)卒業、のちに東大教授となる芳賀徹、平川祐弘、石井進、平田賢と同じクラス(第1部)。
波多野里望と仲良し。
東京高師附属中学(現・筑波大学附属中学校・高等学校)に入学。
1944年9月から1946年9月まで、父親の出身地である秋田県(大曲町)に疎開し旧制角館中学で学ぶ。
1948年 四修で旧制第一高等学校に入学。
1年修了で翌年新制東京大学に入学。
1953年 東京大学教養学部教養学科卒業。
在学中に矢代幸雄の『世界に於ける日本美術の位置』を読み、西洋美術史研究を志す。
東京大学大学院在学中、1954-1959年にフランス政府招聘留学生として渡仏、パリ大学付属美術研究所およびルーブル学院で西洋近代美術史を専攻、展覧会の運営など美術行政も学んだ。
帰国後、国立西洋美術館主任研究官
1967年 遠山一行、江藤淳と雑誌『季刊藝術』を創刊(編集長:古山高麗雄、1979年まで計50号発行)
1968年 この年発足し ……
高階秀爾さんが亡くなってから、27日が経ちました。