村山実 氏(むらやまみのる)
元プロ野球選手、監督[日本]
1998年 8月22日 死去直腸がん享年63歳
村山 実(むらやま みのる、1936年12月10日 - 1998年8月22日)は、兵庫県尼崎市出身(神戸市北区生まれ)のプロ野球選手(投手)・コーチ・監督、解説者。
概要=
阪神タイガースでは投手として2度のリーグ優勝に貢献。
個人ではNPBで合計15個のタイトル(8個)
・主要表彰(7個)を獲得している。
闘志むき出しで全身を使った「ザトペック投法」で知られている。
史上9人目、戦後唯一のシーズン防御率0点台(0.98)を達成したほか、通算WHIPのNPB記録(0.95)、通算防御率のセ・リーグ記録(2.09)も持つ。
歴代最多タイ記録となる史上3人目の沢村栄治賞を3度受賞しており、「二代目ミスタータイガース」とも呼ばれている。
なお、1959年に記録したシーズンWHIP 0.7483は長らくセ・リーグ(2リーグ制以降のNPB)記録となっていたが、2023年に村山と同じく兵庫県出身のタイガースの投手である村上頌樹(0.741を記録)によって破られた。
経歴=
タイガースと相思相愛=
村山実の手形。
1982年に尼崎中央・三和・出屋敷商店街の交差点路面に埋め込まれた
神戸で生まれるが、父親の転勤によってすぐに尼崎に引っ越し、そこで育つ。
小学生の頃から野球を始め、憧れていた投手を志望するが、身長が低いためにやらせてもらえず内野手となる。
住友学園中学校に進学し、正式に野球部に入部するが、この時は二塁手であった。
住友工業高校に進学し、ここでも野球部に入部する。
入部した当初は野球部に監 ……
村山実さんが亡くなってから、26年と91日が経ちました。(9588日)