高松榮子(たかまつえいこ)
女優[日本]
1957年 10月4日 死去享年65歳
高松 榮子(たかまつ えいこ、1893年7月2日 - 1957年10月4日)は、日本の女優である。
新字体表記高松 栄子、本名は須田 シヅ(すだ しづ)。
サイレント映画の時代は『愛の乱舞』で新井淳、『東海道膝栗毛』で粂譲を相手に主演し、戦後も『カルメン故郷に帰る』等多くの話題作に出演した、戦前戦後を通じての松竹のバイプレイヤーである。
人物・来歴=
1893年(明治26年)7月2日、東京府東京市(現在の東京都)に生まれる。
本名については、『日本映画俳優名鑑 昭和九年版』(映画世界社)や『芸能人物事典 明治大正昭和』(日外アソシエーツ)、あるいは『日本映画俳優全集・女優編』(キネマ旬報社)には「須田 シヅ」とあるが、『著作権台帳 昭和26年度版』(日本著作権協議会)および『婦人年鑑 12』(学風書院)には「加藤 しづ」あるいは「加藤 シヅ」(かとう しづ)と記されている。
『著作権台帳』では出生地も神奈川県とされている。
横浜市立尋常高等横浜小学校(のちの横浜小学校、1946年廃校)を卒業し、当時横浜の元町にあった横浜高等女学校(のちに磯子に移転、現在の横浜学園高等学校)を二年修業して中途退学した。
その後、関東大震災後の1924年(大正13年)、浅草公園六区の常盤座で、根岸興行部の新派劇に参加し、女優となる。
同年、松竹蒲田撮影所に入社し、同年6月21日に公開された梅村蓉子の主演作『妹』(監督大久保忠素)に出演、満31歳を目前にした年齢で映画界 ……
高松榮子が亡くなってから、67年と48日が経過しました。(24520日)