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原智恵子 氏(はらちえこ)

ピアニスト[日本]

2001年 12月9日 死去老衰享年88歳

原 智恵子(はら ちえこ、1914年12月25日 - 2001年12月9日)はヨーロッパを中心に活躍した、日本人のクラシック音楽のピアニスト。
1937年ショパン国際ピアノコンクールの日本人初出場者である。
人物= 夫はチェリストのガスパール・カサド。
チエコ・ハラ・カサド(Chieko Hara Cassado)と表記される場合もある。
ヨーロッパでは知名度が高かったものの、『原智恵子 伝説のピアニスト』が発売されるまで、日本人のほとんどが彼女の名前を記憶していなかった。
スペイン出身のピアニストアリシア・デ・ラローチャは「演奏は技術的にも音楽的にも素晴らしいものです。
パリでラザール・レヴィの教えを受けた彼女は偉大なピアニストでした」と述べている。
略歴= 兵庫県神戸市須磨出身。
父の原粂太郎はハーバード大学に学んだ川崎造船所の技師長で、有島武郎・有島生馬兄弟の友人。
7歳の時からスペインのピアニストのペドロ・ビリャベルデ(Pedro Villaverde)にピアノを習う。
ビリャベルデに連れられてミッシャ・レヴィツキやシャルル・ミュンシュなどの来日公演に接する。
須磨小学校4年のときに一家で上京。
洗足に育つ。
聖心系のインターナショナルスクールで2年間学ぶ。
有島生馬の仲介で原家を訪れた野村光一・堀内敬三・伊庭孝・津川主一などの音楽評論家が智恵子のピアノの才能に注目。
1928年、13歳の時、フランスのピアニストのアンリ・ジル=マルシェ(Henri Gil-Marchex, 189 ……

原智恵子さんが亡くなってから、22年と347日が経ちました。(8383日)