アリシア・デ・ラローチャ 氏Alicia de Larrocha de la Calle
ピアニスト[スペイン]
2009年 9月25日 死去心肺機能不全享年86歳
アリシア・デ・ラローチャ・デ・ラカジェ(Alicia de Larrocha de la Calle, 1923年5月23日 - 2009年9月25日)は、スペインのピアニストで、20世紀を代表するピアニストの一人。
スペイン・ピアノ界の長老として幼少期から約70年にわたって長いキャリアを誇っていた。
ロイターはラローチャをスペイン史上最大のピアニストと称したほか、タイム は世界で最も優れたピアニストの一人と呼んだ。
グラミー賞を4度受賞しているほか、アストゥリアス皇太子賞、ユネスコ賞等、様々な受賞歴がある。
人物=
アリシア・デ・ラローチャ (1980)
カタルーニャ州バルセロナ生まれ。
音楽一家であり、父親はバイオリン、母親と叔母はエンリケ・グラナドスの生徒だった。
読み書きを覚える前に音符を覚え、叔母のピアノ演奏を聴いた後、すぐにそれをピアノで自ら演奏したことから、神童と言われ、3歳の時点で、地元バルセロナでグラナドスの愛弟子であるフランク・マーシャルに師事することになった。
5歳の時に、バルセロナ万国博覧会 にて初舞台を踏んで、翌年にはカタルーニャ音楽堂にて、ベートーヴェン、グラナドス、シューマンからなるプログラムでデビューし、驚くべき解釈の成熟さで大衆と批評家に大きな感銘を与えた。
1947年に、カナリア諸島やモロッコでの公演、ローザンヌでの大成功を経て、国際的に活躍するようになり、ヨーロッパ各地のオーケストラと共演した。
1950年には、同じくピアニストのジョ ……
アリシア・デ・ラローチャさんが亡くなってから、15年と70日が経ちました。(5549日)