田村元 氏(たむらはじめ)
元政治家、元衆議院議長[日本]
2014年 11月1日 死去老衰享年91歳
田村 元(たむら はじめ、1924年〈大正13年〉5月9日 - 2014年〈平成26年〉11月1日)は、日本の政治家。
衆議院議長(第66代)、通商産業大臣(第46・47代)、運輸大臣(第48代)、労働大臣(第33代)、衆議院議員(当選14回)、自由民主党国会対策委員長(第26代)などを歴任。
来歴・人物=
三重県松阪市に生まれる。
父親の田村秢は、弁護士出身で三重県会議員を経て、1942年(昭和17年)の翼賛選挙で衆議院議員に当選した。
旧制三重県立宇治山田中学校を経て、1950年(昭和25年)に慶應義塾大学法学部卒業。
中外炉工業、三重交通勤務と中学校の代用教員を経て、参議院議員の前田穣の秘書となる。
1953年、衆議院三重2区(当時)から立候補するが落選。
1955年(昭和30年)の衆議院議員総選挙に再度立候補し、当時最年少の30歳で当選した(当選同期に愛知揆一・椎名悦三郎・唐沢俊樹・高村坂彦・渡海元三郎・丹羽兵助など)。
当初は大野伴睦派に所属し、自由党と日本民主党の保守合同の際には裏方として活動し、自由民主党が結党されると青年部長に就任。
1960年(昭和35年)に建設政務次官、1962年(昭和37年)に労働政務次官を務めた。
1964年(昭和39年)6月に大野が死去。
その後派閥は村上勇派と船田中派に分裂し、田村は村上派に所属する。
1972年(昭和47年)の佐藤栄作引退を受けての自由民主党総裁選挙では村上派を引き継いだ水田派をまとめ、田中角栄を支持し、同年7月、第1次田中 ……
田村元さんが亡くなってから、10年と20日が経ちました。(3673日)