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稲畑汀子 氏(いなはたていこ)

俳人[日本]

2022年 2月27日 死去心不全享年92歳

稲畑 汀子(いなはた ていこ、1931年1月8日 - 2022年2月27日)は、神奈川県出身の俳人。
俳人高浜年尾の娘で、俳人高浜虚子の孫。
『ホトトギス』名誉主宰、日本伝統俳句協会名誉会長。
経歴= 神奈川県横浜市に、父高濱年尾、母喜美の次女として生まれる。
幼児期を鎌倉で過ごしたのち、1935年に兵庫県芦屋市に転居する。
小学校のころから祖父高濱虚子と父年尾のもとで俳句を教わった。
小林聖心女子学院高校卒業、1949年同英語専攻科在学中に病を得て中退する。
英語専攻科中退後、俳句修行に専念し、祖父と父に同行して全国を廻る。
1956年、24歳で稲畑勝太郎の孫、稲畑順三と結婚。
のち2男1女の母となる。
1965年『ホトトギス』同人。
1977年より『ホトトギス』雑詠選者。
1979年、父高浜年尾の死去により『ホトトギス』主宰を継承する。
翌1980年、夫順三が死去する。
1982年より朝日俳壇選者。
選句に際しては「善意を持っての選句」を信条とした。
以後、世界各地を吟行し、諸外国との俳句親善に努める。
1987年、日本伝統俳句協会を設立し会長に就任する。
1994年、NHK俳壇の講師・選者(1996年まで)。
芦屋市教育委員長に就任する。
2000年、虚子記念文学館を芦屋に開館、理事長に就任する。
2013年10月、『ホトトギス』主宰を息子の稲畑廣太郎に譲り、同名誉主宰に就任する。
正岡子規国際俳句賞選考委員なども務める。
2019年、 第70回NHK放送文化賞受賞。
また ……

稲畑汀子さんが亡くなってから、2年と267日が経ちました。(998日)