飛鳥井雅親(あすかいまさちか)
公卿[日本]
(延徳2年12月22日没)
(ユリウス暦) 1491年 1月31日 死去享年74歳
飛鳥井 雅親(あすかい まさちか)は、室町時代中期の公卿。
飛鳥井雅世の長男。
官位は正二位・権大納言。
飛鳥井家8代当主。
経歴=
正長元年(1428年) 、将軍足利義教が主催する幕府歌会に出仕して以来、内裏や将軍家の歌道師範として活躍。
享徳元年(1452年)、父の跡を受けて飛鳥井家の当主となる。
寛正6年(1465年)、後花園上皇から『新続古今和歌集』に続く勅撰集編纂の院宣を受けたが応仁の乱により中断、その間は近江国柏木に隠棲し、「柏木」を雅号とした。
能書家としても知られ、書道飛鳥井流(栄雅流)の祖となる。
文明5年(1473年)に出家。
宗祇の歌の師にあたる。
家集に『亜槐集』、『筆のまよひ』、歌論書に『和歌道しるべ』『和学入学抄』『古今栄雅抄』などがある。
系譜=
父:飛鳥井雅世(1390-1452)
母:不詳
妻:不詳
男子:飛鳥井雅俊(1462-1523)
男子:土岐益豊(民部大輔、土岐頼忠3世孫・則松治部少輔益世の養子)
出典=
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