冠二郎 氏(かんむりじろう)
演歌歌手[日本]
2024年 1月1日 死去心不全享年81歳
冠 二郎(かんむり じろう、1944年4月23日 - 2024年1月1日)は、日本の演歌歌手。
「炎」の大ヒットにより「ネオ演歌」「J-Enka」「アクション演歌」の旗手と目された。
来歴・人物=
埼玉県秩父市出身。
埼玉県立秩父高等学校を卒業した。
学生時代は女子に人気だったため、アイドルを目指して上京。
しかし作詞家の三浦康照に「君の顔は演歌顔だ!」と言われ、演歌に転向。
音程の良さや「土の香りのする素朴さがいい」と見込まれ、三浦に弟子入りする。
レコード会社も三浦と同様に「あなたの顔は演歌だ。
鼻が演歌鼻だ!」と演歌でのデビューを推した。
1967年に「命ひとつ」で日本ビクターよりデビュー。
三浦から和田香苗を紹介され、同時に師事するようになる。
しかしデビュー後の10年はヒットに恵まれなかった。
日本コロムビアに移籍して1977年に自らも出演したテレビ朝日のドラマ『海峡物語』の主題歌「旅の終りに」が念願のヒットとなるが、それ以降もしばらく苦節の時期を過ごした。
その後、1992年に発売した「炎」が「アイ、アイ、アイライク演歌」の一節で脚光を浴びる。
冠自身のユニークなキャラクターも注目され、TBSラジオ「コサキン快傑アドレナリン」やテレビ朝日系「ナイナイナ」などに出演した。
畳みかけるように「ムサシ」「バイキング」と新機軸の「ネオ演歌」をリリースした。
そのほかに居酒屋チェーンとタイアップした「酔虎伝」シリーズや ……
冠二郎さんが亡くなってから、1年と23日が経ちました。(388日)