遠藤実 氏(えんどうみのる)
作曲家[日本]
2008年 12月6日 死去急性心筋梗塞享年77歳
遠藤 実(えんどう みのる、1932年(昭和7年)7月6日 - 2008年(平成20年)12月6日)は、戦後歌謡界を代表する作曲家の一人である。
東京府南葛飾郡吾嬬町(後の東京府東京市向島区、現在の東京都墨田区立花)に生まれ、杉並区南荻窪1丁目に居住していた。
人物=
左が遠藤、中央が丘灯至夫、右が舟木一夫(2002年)
作曲家として世に送り出した楽曲は5000曲以上と言われ、舟木一夫、千昌夫、森昌子など多くの歌手を育てた。
また、遠藤本人が作詞も併せて行った作品も一部存在する(橋幸夫、千昌夫、山本リンダ、こまどり姉妹、渥美二郎等の楽曲)。
第二次世界大戦時の1943年3月、新潟県西蒲原郡曽根町(現在の新潟市西蒲区)に疎開する。
父が新潟刑務所の看守へ配属されることが決まり新潟県西蒲原郡内野町(現在の新潟市西区内野)に引っ越しする。
高等小学校卒業後、14歳で日東紡績内野工場の工員となる。
1948年、山乃家菊丸とコンビを組み、門付け(越後獅子等の芸を民家の軒先で披露し、金品を貰う習慣である新潟特有の演芸スタイル)芸人になる。
これが、後の作曲家人生に大きな影響を与えた。
1949年7月、17歳の時に上京。
様々な職を経て、ギターを携えて流しの演歌師になる。
星幸男のペンネームで作曲した「酒場の女」が、1952年、日本マーキュリーより「破れソフトのギター流し」(作詞:松村又一、歌:藤島桓夫)のタイトルで発売され作曲家としてデビュー。
発売 ……
遠藤実さんが亡くなってから、15年と350日が経ちました。(5829日)