フェデリコ・ガルシーア・ロルカFederico del Sagrado Corazón de Jesús García Lorca
詩人、劇作家[スペイン]
1936年 8月19日 死去銃殺享年39歳
フェデリーコ・デル・サグラード・コラソン・デ・ヘスス・ガルシーア・ロルカ(Federico del Sagrado Corazón de Jesús García Lorca、1898年6月5日 - 1936年8月19日)は、スペイン・グラナダ県出身の詩人・劇作家。
ガルシア・ロルカとも表記される。
27年世代のひとり。
評価=
ロルカは画家サルバドール・ダリや映画監督ルイス・ブニュエル、評論家セバスティア・ガッシュなど様々な親交があった。
ダリには詩集を捧げており、彼の妹とも親しかった。
その一方で、作品の内容から彼は同性愛者であったと言われている。
アンダルシアのジプシーを詠んだロマンセ(歌)集『ジプシー歌集』が代表作である。
(もっとも、アンダルシア人からはこれは実像でないと批判された。
作家ボルヘスは彼を「プロのアンダルシア人」と評した)。
日本でも1930年には詩が訳されている。
また、戦後になって劇作品が多く紹介・上演された。
三島由紀夫も訳書を通じ激賞している。
生きていればノーベル文学賞の受賞も有り得たと評されている。
俳優の天本英世がロルカの詩を好んで朗読することで有名であった。
音楽、絵画においても多彩な才能を示したが、そのリベラルな作品と言動のため、スペイン内戦の際にファランヘ党員によって銃殺された。
作品の質のみならず、その悲劇的な最期も人気に一役買っていると言われる。
経歴=
1898年、グラナダ県の村、フエンテ・バケーロス(スペイン語版) ……
フェデリコ・ガルシーア・ロルカが亡くなってから、88年と57日が経過しました。(32199日)