豊田佐吉(とよださきち)
実業家、発明家、豊田自動織機製作所 創業者[日本]
1930年 10月30日 死去享年64歳
豊田 佐吉(とよだ さきち、1867年3月19日(慶応3年2月14日) - 1930年(昭和5年)10月30日)は、日本の発明家・実業家。
トヨタグループの創始者。
豊田式木鉄混製力織機(豊田式汽力織機)、無停止杼換式自動織機(G型自動織機)をはじめとして、生涯で発明特許84件、外国特許13件、実用新案35件を発明した。
豊田紡織(現 トヨタ紡織)、豊田紡織廠、豊田自動織機製作所(現 豊田自動織機)を創業した。
経歴=
父の豊田伊吉
幼少期=
慶応3年2月14日(1867年3月19日)、遠江国敷知郡山口村(現在の静岡県湖西市山口)に生まれた。
父は豊田伊吉、母はゑいであり、佐吉は3男1女の長男だった。
山口村は三河吉田藩領であり、豊田家は伊吉が百姓のかたわら大工で生計を立てていた。
豊田家は裕福ではなかったが、とても貧しいということはなかった。
幼い頃には坊瀬の妙源寺の寺子屋に通い、1875年(明治8年)には寺子屋から代わった川尻学校に入学した。
佐吉は身体がやや弱かったが、在学中の1878年(明治11年)春、愛知県額田郡岡崎町の岩津天満宮に徒歩で参拝した。
まだ学校に行けない子供の方が多い時代だったが、佐吉の弟たちも小学校に通っている。
豊田家では一人の子供も奉公に出ず、山口村ではやや生活に余裕のある家庭であった。
青年期=
1878年(明治11年)12月には吉津村川尻小学校を卒業し、父のもとで大工の修業を始めた。
だが18歳のころ、「教育も金もない自分は、発明で ……
豊田佐吉が亡くなってから、94年と22日が経過しました。(34356日)