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邦光史郎 氏(くにみつしろう)

作家[日本]

1996年 8月11日 死去享年75歳

邦光 史郎(くにみつ しろう、1922年2月14日 - 1996年8月11日)は、日本の作家。
本名:田中 美佐雄。
父・力之助は時事新報の記者。
妻は作家の田中阿里子。
娘は作家・エッセイストの久我なつみ。
人物・来歴= 東京生まれ。
高輪学園卒。
父親の転勤で大阪に移り、東淀川区役所につとめる。
応召し、広島第2総軍司令に在隊、1945年8月6日原爆に遭遇。
同年10月に除隊し、京都で五味康祐らと『文学地帯』を創刊。
のち放送作家となる。
1962年『社外極秘』で直木賞候補。
以後企業小説、推理小説、歴史推理小説、伝記小説を多数執筆。
戦前に保高徳蔵主宰の「文芸首都」懸賞に入選。
戦時中は「新作家」同人となり、戦後は五味康祐とともに「文学地帯」を主宰し、十五日会に属する。
「文学者」「京都文学」同人。
関西のテレビ、ラジオに台本を執筆。
1962年、産業推理小説と銘打たれた「欲望の媒体」でデビュー。
同年に刊行した「社外極秘」が、第48回直木賞候補となる。
1963年に「宝石」に発表した「夜の賎しさ」は日本推理作家協会の「推理小説ベスト24 1964年版」に収録される。
1964年に「小説新潮」に発表した「螺旋階段」は日本推理作家協会の「推理小説ベスト24 1965年版」に収録される。
1965年に刊行した「海の挑戦」が、1966年に第19回日本推理作家協会賞の候補となる。
1965年に「オール読物」に発表した「トラブルメーカー」は日本推理作家協会の「推理小説 ……

邦光史郎さんが亡くなってから、28年と102日が経ちました。(10329日)

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